コラム 営業のほうれん草「報告・連絡・相談」第4回
2011 12月15日
企業の繁栄は「報連相」にかかっている
企業は収益を出していくために色々な工夫をします。管理責任者がその成果を出していくためには、「報連相(ほうれんそう)」が重要な役割を果たします。「報連相」とは、「報告・連絡・相談」の略で、企業の繁栄は「報告・連絡・相談」にあるといっても過言ではありません。
本コラムでは、とくに営業部門・チームの強化という視点から、この「報連相」を解説していきます。
1.何人くらいの部下が適当か
2.情報伝達ルートはどうすればよいか
企業は収益を出していくために色々な工夫をします。管理責任者がその成果を出していくためには、「報連相(ほうれんそう)」が重要な役割を果たします。「報連相」とは、「報告・連絡・相談」の略で、企業の繁栄は「報告・連絡・相談」にあるといっても過言ではありません。
本コラムでは、とくに営業部門・チームの強化という視点から、この「報連相」を解説していきます。
1.何人くらいの部下が適当か
2.情報伝達ルートはどうすればよいか
3.「ほうれん草ノート」を活用する
4.実践!「報連相」
(1)出社と帰社の挨拶
挨拶とは、心を開いて相手に迫ることです。それは、人と人のコミュニケーションの入口になります。基本的なマナーとして、会社に出社をして、人と会った際、「おはようございます」と挨拶をします。また、帰るときには、「お先に失礼します」などと言います。
4.実践!「報連相」
(1)出社と帰社の挨拶
挨拶とは、心を開いて相手に迫ることです。それは、人と人のコミュニケーションの入口になります。基本的なマナーとして、会社に出社をして、人と会った際、「おはようございます」と挨拶をします。また、帰るときには、「お先に失礼します」などと言います。
その出社と帰社の挨拶の場を利用して、報告、連絡、相談を確実に実行していきます。
そのためには、出社と帰社の挨拶を、必ず上司の前まで行って実施するようにルール化をしましょう。遠い距離から挨拶をするのではなく、上司の机の前、1mくらいのところまで行き、立ち止まって、相手の方に向かって行います。受けた上司も、立ち上がって挨拶を受けるようにしましょう。
同様に帰る際にも、必ず上司の前まで行って挨拶をします。このようにして、報告、連絡、相談の場を設定します。
場の設定ができたら、いよいよ実践です。前述のノートの依頼内容などを確認します。帰り際の挨拶の際にノートを持ち出し、依頼した内容について状況の確認をしていきます。業務の都合で、帰り際にできなければ、翌日の朝の挨拶のときに確認します。
また、直行や直帰などの場合は、外から電話をして確認をします。用事があるときだけ連絡を入れるのではなく、業務のスタート時と終了時はもちろんのこと、時間を決めて定期的に連絡を入れるようにします。
報告するようなことが何もなくても、何もない旨の報告を必ずします。そうすることが報告、連絡、相談の習慣化につながるからです。
「何かあれば言ってくるだろう」という認識では、やや不十分です。
時間的にも数分程度で済みます。定期的にこまめに行い習慣化をしていくことで、より良いコミュニケーション、協力関係の構築にもつながります。
これらを通じて、報告、連絡、相談の実効性を高めていってください。
(高澤 彰)